43' Wellcraft Portofino塗装完成!
- Y.kagawa
- 6月15日
- 読了時間: 4分
4月から開始したウェルクラフトの43'Portofinoの塗装がようやく完了しました。
43フィートと言う大型艇の塗装でしたので少し?かなり大幅に時間をかけてしまいましたがようやく完成です。
美しいボディが魅力的なボートですが、少し古き良きオープンボートと言う感じなので今時の高級艇の質感にしたいと言うことで最近多くなってきたガンメタシルバーカラー、しかも2トーンカラーで仕上げる事になりました。
ガンネル下のハルの部分は明るめのガンメタシルバーで、ガンネル上のサイド部は少し暗めに仕上げさせて頂きました。


船齢も20年ほどでしょうか?
正確な年数はわかってませんがそれなりに打痕やトップコートにスパイダーウェブが入ってましたのである程度丁寧に下地を整えてから仕上げています。
全面的に鏡面仕上げで水面が綺麗に映るように仕上げています。
当店は塗装をよくやってますが塗装屋さんというわけではなくレストア屋さんだと自負しております^^"
ですので塗装もレストアの一環でやっております。
レストアの基本はクリーニングだと思ってますのでまずしっかりクリーニングします。
レールや塗ってないところも一緒に綺麗にしていきます。
しかし綺麗にしようと思ったら磨くより塗った方が早いという事も多いので塗装になる感じです。
今回はさらに色を変えたいということでしたので塗装となりました。
当店は色々お手伝いや他の業者さんと提携して動くことも多いのですが基本的には自分とお手伝いの方2人で仕上げるので時間がかかったり限界はありますが比較的リーズナブルだと思います。気になるかたはお気軽にメッセージでもメールでくれれば大体の金額をお伝えいたします^^


今回は、いや今回も色がガンメタと言うことでギャラリーの方にたくさんご意見いただきました^^"
「船は白じゃなきゃだめだよ、白が良いのに」って方が宮崎は多いですね。
他の県はどうなんだろう?やっぱり白じゃないとダメってのが多いでしょうか^^
自分としては子供の頃「車は白が良いいよね!」ってみんな言ってて白が多かったけど時代と共に割合は減っていって今は他の色も多くなったのに近いのかなと思ってみたり、または船は通常ゲルコートで仕上げられてるものが多いのでウレタンにすると傷が目立つからとかそういう色々な事情なのかなと思ってますがいかがでしょうか(^^)
外国艇は新艇の時点でウレタンで仕上げられてる船も多いので白以外でもまあ良いんじゃないかなと思ったりします。
置き場所も港係留などでフロートが常に当たる場合なんかはやっぱりゲルコート仕上げの方が長期的に美しく保てるのでゲルコート仕上げをオススメしたりもしてます。
マリーナ係留や陸置きの船は傷が付きにくいのでどちらでも良いのではと思います^^
最近の外国艇は最初っから派手な色が多くなってきました。
当店はウレタン塗装だけでなくゲルコート(トップコート)仕上げも施工してますのでオーナー様が選択できるようにしております。
オーナーさんが気持ち良く船を楽しめればそれで良いんではないかな〜と思う今日この頃でした。


右舷側です。だいぶ雰囲気変わります^^
元々ゴージャスで綺麗な船ですのでちょっとした化粧直しですがインパクトはだいぶ変わります。元の貫禄を取り戻した感じです。
鏡面磨きで仕上げてありますので結構映り込みます。水面の反射も綺麗に映ります。

船底の仕上げは船底塗料に松山塗料の『MAZUME』、プロペラ等にはペラクリン`PLUSを使用しています。
昨年から導入しているMAZUMEですが、シリル系加水分解の塗料でそろそろ効果がわかってきました!予想していたよりだいぶ良い結果です^^
よく稼働している船には効果的面であまりフジツボがついてません!しかも表面がかなり綺麗なままでした。さすがシリル系です。シリル系は表面が一定に溶けて剥がれていくので塊になってぼろっと落ちたりはしないのが特徴で滑らかなままの塗面をキープできます。
あまり乗ってない船はどうしてもフジツボがついてしまいますが簡単に落とす事ができました。船底清掃の前にちょっと走って来ればほとんど無くなったかもしれないなと思いました。
ボートの塗り替えをご検討の方がいらっしゃいましたらお気軽にお電話、メッセージしてください。ほぼサンマリーナにおりますので近くに来られたら お電話(0985-71-0359)にお電話いただきましたら転送で僕につながりますのでご連絡ください^^
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