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執筆者の写真Y.kagawa

スラスター艤装


ボートの操船はなかなか難しいものです。

急には止まらないしスピードが出てないとなかなか曲がってもくれません。

特にマリーナなどの桟橋にボートを停めようと思っても思った通りにバースに入ってくれなかったり斜めに入ってしまった事も多いのではないでしょうか。

特に風の強い日は船首が思った方向に向かってくれなくて大変な思いをする事も多いのではないでしょうか。

そんな時に便利なのがスラスターです。

船首側に取り付けるバウスラスターがあれば頭を左右に振ってくれますので思った形でバースに向かう事が出来ます。船尾側に取り付けるスターンスラスターもあれば真横に移動する事も可能です。

1機駆けの船でもバウ・スターンスラスターがあればその場で回転する事も出来ます。


高級艇には最初からついてることの多いスラスターですがもちろん後付けする事も可能です。

ロアボートサービスでは主にSIDE POWER社とMAX POWERのスラスターをお取り扱いしております。



スラスターの取り付けですが船体のFRP加工が必要です。

船体に穴を開けてGPR、もしくはFRPのトンネルを通してスラスターモーターを取り付けますので、施工はなかなか一筋縄ではいきません。

浸水の恐れもありますから細心の注意を払って施工しております。

ボートFRP加工を得意とする当ロアボートサービスですのでその点は安心してご依頼くださいませ。



船体に穴を開けたところです。

まだエッジを取ってませんのでまだボコボコですが、この後綺麗に整えてトンネルを通します。


FRPは下地と融合するように入念に足つけ、積層を繰り返します。

スラスタートンネルは船首が波に突っ込んだ時に抵抗になりますので水が抜けやすいように表面を加工します。


ボートのカラーに合わせて仕上げます。主にゲルコート(トップコート)で仕上げます。


プロペラを取り付けて完成です。


スラスターのコントローラです。


右に倒すと右に、左に倒すと左に動きます。


スラスターは船の大きさでプロペラサイズやパワーが変わりますのでスラスターをお考えの方はぜひご相談いただければ最適なスラスターをご提案させて頂きますね。


スラスターは着岸で主に使用する場合はバッテリーで動くDCスラスターをお勧めしています。(他にも船たてや漁業でスラスターを回しっぱなしで使用する場合にお勧めな油圧スラスターもあります。)

DCスラスターは使用時に大きく電力を使いますので出来ればエンジンバッテリーと分けて専用バッテリーを用意したいところです。

その際のバッテリーの追加や走行充電器の設置などもやっております。


スラスターのご相談はいつでもお待ちしております。よろしくお願いいたします。

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