先日よりGARMIN本国のインスタで”何か出るぞ〜!!”的なリールとストーリーが上がってましたが本日『FORCE® KRAKEN』が発表されました。
フォースクラーケンって何?ってことになると思いますが、所謂エレキ、トローリングモーターになります。
バスボート等ではお馴染みですが船首につけて船を動かすものです。
平水面ではない外洋の釣りではあまり使われる事もなかったのですが近年MINKOTA社のiPirotが発売されて一気に注目を浴びました。
GARMIN社も以前よりFORCEと言うトローリングモーターを発売しており、バスフィッシングではなかなか人気の高いエレキとして認知されていると思います。
しかし今回のFORCE KRAKENの凄いところは完全に海に対応してしまった。海用に作られてしまったところです。
乾舷の高いサイズの大きい船にも対応するロングシャフト、他社を圧倒するパワー、塩害、電食に対応した筐体、GARMINの魚探・プロッターに対応し、プロッター上で軌道を描けば思ったようにボートが移動します。
特筆すべきは元々FORCEが持っているポテンシャルの高さがそのまま海で使えるようになった事なのでは。
FORCE KRAKENには他のFORCE同様、超高精細な描画ができるGT56UHD振動子を搭載したモデルが準備されています。(黒モデル。白は別売りで搭載可能)またリアルタイム動画ソナーLivescopeを取り付ける事もできます。
FORCEを中心に魚の動きを確実に追うことができるので、魚を見失うことがありません。そのままFORCEで魚を追いかけることができちゃいます。
そしてFORCE KRAKENはブラシレスモーターを搭載した24ー36V仕様。
ここがMINKOTA iPirotと大きな違いになってくるのではないでしょうか。
iPirotでよく聞かれるのは24V仕様を持ってらっしゃるお客様が多くパワー不足で流されてしまうと言う話を聞くことも多いです。
実際は船のサイズに合ってないのが問題なので36Vを買い換えれば良いのですが・・・
そうです!FORCE KRAKENは24-36V仕様と言うことでどちらにも対応します。
24Vで80ポンド、36Vで100ポンドと言う推力を可能にしますのでバッテリー2個で24Vのバッテリーシステムを作っておいて足りなければバッテリーを1個増やして36Vに変更する事が可能なのです。
またGARMIN社のブラシレスモーターには定評があり、かなりの省電力仕様に仕上がってます。
GARMIN社曰く「満タンの充電で一日中釣りができる」らしいです。
とは言えどもバッテリーのサイズ、システムにも差があると思います。
そこで当店では走行充電器との併用使用をおすすめしています。
船を走らせれば充電されますので文字通り一日中釣りができます。
ブラシレスモーターはかなりの静穏性も期待できます。
音が出ないので魚が驚かない・・・と言うのは深い海の上では僕はあまり気にしないのですが、魚探との併用を考えれば大きな問題です。
他社のトローリングモーターで問題になってる魚探にノイズが入る事態を防げるのです!
FORCE KRAKE Nの導入を考える方はGARMIN魚探をメインにしていらっしゃる方だと思いますが、KRAKEN自体に振動子を組み込魔れていたり、元から振動子に影響を与えないように設計されているのでノイズの混入がありません。
しなくていい苦労をしなくて良いのは良いことです。
価格の方ですが、63インチモデルで637,890円です。
同じ仕様のiPirotはないのですが、近いところの36V、72インチが599,000円ですので価格差は少ないですね。
24V、72インチは520,000円・・・もし推力が足りなかったら・・・ということを考えると11万円ほどの差額ですが候補に入れても良いのではと思います。
今までiPirot一強だった海用トローリングモーターも時代が変わるかもしれませんね。
アメリカは8月〜9月発売らしいのですが台湾工場で製作されておりアジア圏は一足早く出荷されるとのことで7月後半に入荷します。
夏〜秋のシーズンに間に合います!
ご注文・ご予約はこちらで承っておりますのでよろしくお願いいたします。
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